スマホだけで脈拍を図れるアプリがある!
iOSもandroidも同様に、スマホのカメラに人差し指を当て、フラッシュからそれを照らして脈拍を測る、というアプリがあります。え、そんなこと、できるの?測った値は正しいの?とちょっと疑問に思ってしまいますよね。そこで人気のある脈拍アプリのなかから3つをダウンロードし、同時に脈拍を測ってみました。
Runtastic Heart Rate 心拍計
62回でした。計測中、ピッピッピと脈に合わせて音が出るので測っていて気持ちが良いです。計測前運動していたかどうか、気分、メモを記録できます。無料版では1日3回まで。最近の10回を棒グラフで比較することができます。
心拍数モニタリ
66回でした。計測中は残り秒数がカウントされるのでわかりやすいです。履歴は一覧で文字のみ。無料で計測できるのは20回で、その後は10回120円の課金が必要です。(それが画面上部の「拳が残っています」です。漢字がちょっと攻撃的になってしまっているようです。)
脈拍計
69回でした。自分の脈グラフをみながら計測を待ちます。履歴は一覧で文字のみ。とてもシンプルな構成で簡単に計測できます。
本当に本当なのか実測してみた
3つのアプリで62、66、69と若干の誤差はあるものの大きな違いはありませんでした。そこで、古典的な方法によって計測すると何回なのか?確かめてみました。
タイマーを使って1分、何回脈があるか地道に数えること3回。73、65、72。平均すると70回ですね。小学生以来にこの方法で脈を測った気がします。一般の大人の心拍数は65〜80回なので、至って普通です。
まとめ – カメラで心拍数は測れる!!!
どのアプリも実測値に近く、誤差は5回前後。実測してもそのときによってその程度の回数の差は出ますので、十分日常生活に使えると思います。どのアプリも10秒程度で計測し終わるので、手首で測るよりも早く計測できます。運動前後での比較などに活用してみてください。
さらに、今年、顔だけで脈拍を測定できるアプリもリリースされていた!
その名も「Pace Sunc 顔から心拍測定。いつでもリラックス。」
証明写真のような円にインカメラで顔を写すと心拍数が測定されるというもの。たったそれだけで心拍数がわかるものなのでしょうか、適当なんじゃないでしょうか、と疑いの気持ちで待つこと10秒。
74回、十分近い値が出ました。信じられません。アプリ説明によると旭化成で開発された技術を用いることで肉眼では見えない人間の顔色変化を検知し、それを元に心拍数を推定しているとのこと。恐れ入りました。
さらにこのアプリでは、測定後に可愛いイラストとメトロノーム音を心拍数に合わせて流してくれ、それに合わせて深呼吸することで気分を落ち着けてくれる機能もついています。試合前やテスト前、なんとなく不安で眠れない・・・といったときに、心拍数という数字で自分が落ち着いた、ということを知ることができ、心の平安を取り戻すのに役に立つでしょう。
※ご紹介してきたアプリによる心拍数は日常生活のための目安であり、医療器具としての機能はありませんのでご注意ください。
心拍数とは?こちらの記事もチェック!
http://h-gadgets.com/the-most-suitable-heart-rate/