眠れない原因を突き止める、睡眠記録デバイス「Sence」

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睡眠中の動きを感知して記録する睡眠記録アプリが人気ななか、それを上回って音・明るさ・振動・ほこりなど様々な要因と睡眠の質を記録してくれるデバイス「Sence」がKickstarterのキャンペーンを成功させて商品化されている。※2018年3月追記あり

開発元「hello」が事業停止

<2018年3月追記>
こちらの睡眠モニター「Sence」を開発・販売していた「hello」は2017年夏頃に運営を停止したと報じられました。事業譲渡を画策しましたが、話はまとまらなかったとのこと。
これに伴い、少なくとも対応アプリのアップデートは行われませんし、アプリが使えたとしてもサーバー停止などの理由によって通信できない可能性があります。大変残念ながら、購入には慎重な検討が必要な商品となってしまいました。
代替品として、下記記事の「EMOOR Sleep Dot」を紹介していますのでチェックしてみてください。
<追記終わり>

ボール型の本体とクリップ型の「ピル」

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「Sence」はサッカーボールの半分くらいの大きさのボールの本体と「Sleep Pill(睡眠ピル)」と呼ばれる分厚い500円玉のような子機がセットだ。睡眠時はピルを枕か掛け布団の端にクリップで挟み、本体は寝室内のサイドボードや棚に置く。ピルはボタン電池だが本体はUSB端子からコンセントへつないで充電が必要だ。また、あらかじめスマートフォンで純正のアプリをダウンロード、デバイスの設定をしておく。

4つの本体センサーと装着型ピルで睡眠を多角的にモニター

sence2
本体は4つのセンサーが内臓されており、寝室の環境についてモニターする。

  • 温度・湿度
  • 騒音
  • 光、明るさ
  • 空気の汚れ

ピルは加速度計で、枕か掛け布団の顔側の端に装着してユーザーの動きを細かく感知する。

起床後、アプリで睡眠の質と外的要因を確認

睡眠後、アプリ上で本体が感知した外的要因とピルが感知した睡眠の状況を時系列でチェックすることができ、ユーザーの睡眠を妨害しているのが何なのかを知ることができる。また、いびきや寝言などユーザーが発する音も感知し記録される。
アラーム機能も備えており、設定時間の最大30分前からユーザーの眠りが浅いときに本体から音・光が出て起こしてくれる。
sence3
枕元に置いておく従来の睡眠記録アプリでは「睡眠の質が悪い」ことがわかっても何をどうしたらよいのかわからない。しかしこのSenceなら、睡眠が浅くなった時間や寝れなかった日の室温や湿度、騒音などを確認できるので、その原因を突き止めることができる。
価格は、本体とピル1つのセットが129ドル(約16,000円)、ピル2つのセットなら49ドル追加で178ドル(約22,000円)で税込・送料込。
「最近よく眠れなくて・・・」といって何ヶ月も過ぎているようなら、このデバイスを迷わず購入してみるべきだ。たったの129ドルなら合うかどうかわからない高級枕を買うより安いだろう。
公式サイト:https://hello.is/

Sense

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開発元:Hello
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