現在クラウンドファンディングのキックスターターで支援を募集中の「アンリミテッドハンド」(UnlimitedHand)が早くも目標額を超えて6万ドル以上の支援を集めているほど世界中で期待を集めています。東大発ベンチャー企業であるH2Lが開発した「アンリミテッドハンド」とは?をまとめます。
腕にセンサー兼バイブを貼り付け、手ぶらでゲーム
アンリミテッドハンド最大の特徴は腕にセンサーを取り付けることで腕や指の曲げ伸ばしを感知してゲームを操作できることです。さらにゲームの結果を受信すると機能的電気刺激が発せられ、ダメージなどを擬似的に腕に感じることができます。
映像ではピストルで撃ったりペットを可愛がったりというゲームが想定されているようです。コントローラを持つ必要がなく、またそれを通信させるために向きを気にする必要がないのでより自然な動きでゲームに熱中できるのではないでしょうか。
VR(バーチャルリアリティ)やAR(オーグメンテッドリアリティ)ゲームのコントローラとして
次世代のゲームとして注目されている、頭に装着するタイプの360度型ゲームのコントローラとしての活躍が見込まれます。VRやARでは目を覆うようにしてディスプレイを頭に取り付けてしまうので、これまでの手に持つようなコントローラでは現実世界を見ることができないため、ボタンがわからなくなったり落としたりした時にいちいち取り外さなければならないという課題がありました。
今回のこのアンリミテッドハンドは腕に取り付け、操作は全てジェスチャーで行うのでその課題をクリアしています。
支援額が8万ドルを超えると他社とコラボレーション予定!
現在、キックスターターで期日があと30日もあるにも関わらず6万ドルを突破しているので、おそらくこのまま8万ドル越えすることは間違いありません。公式サイトのストレッチゴール予定では8万ドルを超えると他社とコラボレーション、10万ドルでさらに何かビッグなプロジェクトが!?となっています。面白いゲームが開発されると良いですね。
ロボット操作や楽器操作などさらに応用も期待
この技術をゲームだけに止めておくのはもったいないものです。ロボット操作や楽器の操作にも応用していくことができると思われます。
キックスターターで先行予約しよう
キックスターターでは11月21日まで支援を受け付けており、先行予約としてアンリミテッドハンドを購入するには「$248 UNLIMITEDHAND(Standard)」のプランが代表的です。2つセットは490ドルです。
▶︎ アンリミテッドハンド_キックスターター
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