糖尿病患者待望の付けっぱなし血糖モニタリング器「フリースタイルリブレ」ヨーロッパ、インドの次はアメリカか

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糖尿病患者にとって毎日のインシュリン注射と血糖値測定はストレスそのものです。正しい時間に計測しなければならない上に、毎回の痛みが伴います。そんなストレスをテクノロジーで解決する付けっぱなしの血糖モニタリング器、フリースタイルリブレを紹介します。

上腕に取り付けたコイン型センサーと本体が血糖値を通信、記録

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フリースタイルリブレはコイン型のセンサーと液晶付きの本体がセットです。コイン型センサーは専用の注射器で上腕に刺して貼り付け、原則そのままで使い続けます。防水になっているのでシャワーの間もつけっぱなしで大丈夫です。
センサー内には15分ごとに血糖値が記録され、最大で8時間ぶん蓄積できます。8時間以内ごとに本体とセンサーを近づけ、センサーから本体に記録を転送します。

コイン型センサーの仕様

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センサーは14日ごとに取り替える必要があります。また、30分間1mの浸水に耐えられます。

商品化されている地域、今後の動き

すでに2014年からヨーロッパで商品化されていて、多くのユーザーがその恩恵に預かっています。また、2015年には糖尿病人口が増加しているインドで認可が下りました。
現在、アメリカ、日本でも治験が行われており、アメリカでは早くて2016年に認可が下りるのではと予想されています。

患者の負担軽減に加えて効果的な治療ができる

このフリースタイルリブレを使うことができれば、自己血糖測定をする患者の負担軽減に加えて、食事の前後や時間帯、投薬のタイミングなど細かく血糖値を分析できるため、さらに効果的な投薬などの治療方針を立てることができます。
日本では患者が患者自身に装置を取り付ける行為が認可されるか厳しいところだと思われますが、そこは二週間に一度病院で医師にやってもらう日本独自のシステムを作るなどしてでも、フリースタイルリブレの商品化が待ち望まれます。

参考リンク


フリースタイルリブレ公式サイト(英語)
(医)岡田クリニック眼科・緑内障・糖尿病 | FGMとは
内科医のノート (Diabetologistnote) Abott 社のFreeStyle Libre (リブレ)

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