製薬会社がloT機能付き包装のお薬を発売開始!対応アプリは「服薬アシストシステム」

Pocket
LINEで送る

大塚製薬株式会社は9月19日にloT機能がついた服薬アシストモジュールと専用の包装パッケージに入った「プレタールOD錠」を発売しました。服薬時間の通知や薬取り出しの自動記録などができます。

服薬アシストシステムおよびモジュールとは

医師から「プレタールOD錠」のプラスチックケース包装品が処方された際に、専用のloTモジュールを取り付けることによって、アプリと連携し、服薬のタイミング通知や薬取り出しの日時を自動で記録するというものです。
大塚製薬株式会社が日本電気株式会社(NEC)と共同で開発し、2017年9月19日に発売しました。
「プレタールOD錠」とは効能の一つに脳梗塞の再発抑制があり、一日2回の経口投与が用法・用量とされている薬です。(年齢・症状により適宜増減するものとする)

本体が服薬時間にLED点滅、アプリに取り出し日時を記録

プレスリリースより引用

まず、服薬アシストモジュールはその本体のLEDを点滅させて服薬時間を教えてくれます
また、薬を取り出すとその日時をアプリ「服薬アシストシステム」に送信、記録します。

服薬アシストシステム

服薬アシストシステム
無料
posted with アプリーチ

itunesより引用

 
iTunesより引用

取り出し情報は家族や医療関係者などにメール送信する機能もあり、患者の服薬管理に役立ちます。
本体とスマホとの連携方法は記載がありませんが、bluetoothでしょうか。確認できたら追記します。

他の薬への応用も期待

服薬管理アプリは他にもありますが、わざわざ薬を飲んだことを登録するのは面倒です。
このモジュールがあれば自動的に取り出しただけで情報が登録されるので、より簡単です。
デバイスの操作が難しいお年寄りや子供などにも易しいですね。
ぜひ、他の薬へも応用されていくと良いと思います。

関連記事

http://h-gadgets.com/aozora_app/
http://h-gadgets.com/apple_carekit/