オムロン機器がついにHealthKitに連携!新データ管理アプリ「OMRON connect」(オムロンコネクト)11月提供開始

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体重計や体温計など健康管理機械の開発で知られるオムロンが、新しいスマートデバイス用の健康データ管理アプリ「OMRON connect」を11月から提供開始すると発表しました。他者やiPhoneなどのアプリケーションとのデータ連携が可能なところが大きな目玉です。

「OMRON connect(オムロンコネクト)」とは

OMRON connect Official Site Generalスクリーンショット
OMRON connect Official Site Generalスクリーンショット

オムロンコネクトは、オムロン社製のスマホ連携(オムロンコネクト)に対応した体重計、体温計、血圧計、活動量計などから収集するデータを一括管理するアプリです。
これまで同様のアプリとして「ウェルネスリンク」がありましたが、こちらはこれに変わって2017年12月頃に終了する予定です。

待望のiPhoneヘルスケア(HealthKit)対応!

これまで多くの日本製のスマートヘルスケア機器でネックだったのが、iPhoneのヘルスケアアプリにデータ共有ができない仕様であることでした。
製品のクオリティやデザインではオムロンのものを購入したいのに、いつも使っているアプリにデータが取り込めないのでは意味がない・・・と、外国製のHealthKit対応のものを購入したユーザーもいるのではないでしょうか。
オムロンコネクトでは収集したデータをヘルスケアに同期することができます。

あすけんやCARADA、カロナビなど16の他社アプリとも連携予定

iPhoneヘルスケアの他にも、iPhoneヘルスケアに対応していないアプリを含む16のアプリへデータの転送ができるようになる予定です。
対応予定アプリは以下の通りです。

<2016年11月より連携予定>
「ヘルスケア」(Apple社提供)
「Welbyマイカルテ」(ウェルビー社提供)
「ポケットドクター」(OPTiM社提供・開発)
「curon(クロン)」(情報医療社提供)
「PepUp」(日本医療データセンター社、ヘルスデータ・プラットフォーム社提供)
「HEALTHPLAYER」(Practechs社提供)
<2017年1月以降連携予定>
「あすけん」(ウィット社提供)
「CARADA」(エムティーアイ社提供)
「カロナビ」(クオリア社提供)
「ippo-ippo ヘルレコ(仮称)」(SOMPOリスケアマネジメント社提供)
「DiP2S(ディップス)」(ダックケーブル社提供)
「Noom(ヌーム)」(Noom社提供)
「RenoBody(リノボディ)」(ネオス社提供)
「ヘルスアップWEB(健康情報管理支援サービス)」(ベストライフ・プロモーション社提供)
「Mealthy(メルシー)」(Mealthy社提供)
「カロミル」(ライフログテクノロジー社提供)
モバイルヘルスケアをサポートする健康管理アプリ「OMRON connect」(オムロンコネクト) | ニュースリリース|企業情報|オムロン ヘルスケアより

これらはオムロンコネクトに直接対応するということだと思われます。
そのため、オムロンコネクトをiPhoneで使用する場合はヘルスケアからデータを読み込めるアプリであれば、間接的にオムロン機器での測定データを別のアプリで使用することができるので、対応するアプリはさらに多数であると言えます。

対応機器はこれから発売

オムロンはこのオムロンコネクトに対応した通信機能付き血圧計を11月に発売します。またその後、順次、活動量計や体重体組成計など対応商品を拡大していくとのこと。
すなわち、残念ながら、いままで発売していたデバイスでは対応していないということですね。今後の発表に注目したいと思います。
参考リンク:モバイルヘルスケアをサポートする健康管理アプリ「OMRON connect」(オムロンコネクト) | ニュースリリース|企業情報|オムロン ヘルスケア
終了するウェルネスリンクについてはこちらの記事を参照してください。
http://h-gadgets.com/wellnesslink_info/