保険適用アプリ!?医師が処方する不眠治療アプリが臨床試験を実施中

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多くの人が悩む不眠症について、薬以外の治療アプローチとして毎日の行動療法を記録したり指導したりする医療用のアプリが臨床試験を実施中です。気になる方は治験参加を申し込むことができます。

アプリが導く認知行動療法で不眠症を治療

あなたの不眠が快眠へ!Yawn Red

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無料
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Yawn Green 〜不眠症サポートアプリ〜

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無料
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iTunesから
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2016年9月に治験用にリリースされたアプリ「Yawn」は、ユーザーである不眠症患者が入力する睡眠時間の記録や日中の行動についてなどをチェックし、アドバイスや振り返り結果を表示します。
このアプリで採用された「認知行動療法」とは、様々な精神疾患に有効とされている、日々の行動や考え方を見直すことで自分の状況を現実的に認識できるようにするものです。
ですが、その特性から頻度の高い指導が必要のため、金銭的にも、医師の時間的にもたくさんの患者に普及していないという現状があります。
今回開発されたアプリが実用化すれば医師にも患者にも負担を少なく認知行動療法を取り入れることができます。

医師が「アプリを処方」する時代、保険適用も視野に

現在アプリは治験の段階ですが、このアプリを医療機器として認定されることを目指しています。
アプリはアプリストアにありますが誰でも利用できるわけではなく、医師が必要と判断し「処方」した場合に配布されるIDやパスワードが必要です。
2~3年後の実用化の際は保険の適用も視野に入れており、3割負担で300円ほどの利用料を想定しているとのことです。

治験参加の申し込みが可能です

iTunesから
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現在、開発元のサスメド株式会社のホームページから治験者に申し込むことができます。
2つのパターンのアプリ「Yawn」が治験用にリリースされており、治験者はどちらかに割り振られ、8週間使用します。
不眠症に悩んでいる方、現在通院している方は検討してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:サスメド株式会社 | Sustainable Medicine, Inc