日本人の場合、男性の20人に1人、女性の500人に1人が色覚異常を持っていると言われている。スマートフォンアプリの中にも、色覚異常の人のためのサポート機能が実装されているものが出てきている。
大ヒットゲームのパズドラにも、色覚サポート機能というものが用意されている。パズドラに限らず、色によって判断を行わなければいけないパズルゲームは多く存在する。色に加えて「模様」などで判断できるようになっているものもあるが、わかりやすいものでない限り色覚健常者に比べて不利になってしまうことは否めない。
パズドラの場合は、色覚サポート機能を有効にすることで、彩度があがるような機能が追加されている。ただし、色覚異常には複数のパターンがあるため、一部の色覚異常を持つ人からは「色覚サポートを有効にすると、逆に通常時より見えにくくなってしまう」という場合もあるようだ。