Fitbitから新しく発売された、Alta HRを購入しました。2017年5月時点での実売価格は約21,000円でした。今まで使用していたCharge HRとの比較を中心に、ファーストインプレッションを書きます。
Fitbit Alta HRには、腕のサイズに合わせてSmallとLargeが用意されていますが、今回購入したのはSmallです。上の写真は家族の女性に着用してもらいました。おおかたの日本人の女性であれば、Smallが丁度良いでしょう。私のような普通体型の男性の場合でも、Smallの方がバンドが余らず良いと思います。勘で購入せず、あらかじめメジャーなどで確認してください。
機種の機能ついてなど詳しくはこちらの記事「アクティブな女性にぴったり!スリムでおしゃれなのに心拍数も計測できる「Fitbit Alta HR」」も参照ください。
小さくて軽い本体、丁度いい大きさの液晶画面
今まで使用していたFitbit Charge HRと比べると、小さくて軽いことがよく分かります。Charge HRも、横幅は多少あるものの薄いので普段利用していて邪魔にならないデザインでしたが、Alta HRはよりコンパクトなので装着感が少ないです。
一方で、縦長の液晶部分はCharge HRより大きいので見やすいです。それでいてCharge 2ほど主張しない、丁度良い大きさです。
改善された充電ケーブル
Charge HRは、なぜか付属の充電のケーブルが短く、かつ独特の形状の端子を本体に挿す形になっていて不便でした。
Alta HRではこの点が改善されていました。ケーブルはCharge HRより長くなり、ケーブルの先端についているクリップで本体を挟んで充電がする構造です。持ち手のクリップが大きく使いやすいです。
テキストメッセージ受信の通知が可能に
Fitbit Alta HRでは、電話の着信に加えてテキストメッセージ受信の通知も受け取れるようになりました。この点もCharge HRを使っていて不便に感じていた点なので、嬉しいです。
テキストメッセージ受信時に送信者とメッセージの冒頭が液晶に流れます。本文は非表示にすることもできます。試してみた限り、一部記号などは文字化けしてしまうようですが、日本語のメッセージも表示することができました。ただし残念ながらLINEなどサードパーティアプリの通知には対応していません。
フィットネスバンドとしての機能に大きな進化はなし
さて、脈拍や活動量の測定など、フィットネスバンドとしての機能は、これまでのシリーズと比べて大きな変更や目新しい機能はありません。機能的には極めて一般的なフィットネスバンドの機能となるため、すでに同様の機能をもつフィットネスバンドからの買い替えで、健康管理における改善・変化は期待できないかもしれません。
ただ、Fitbitの他のHR付き製品より電池が長持ちです。公式データの最大稼働時間は7日間。週に1~2回の充電ですむのは大変快適です。
画期的な製品ではないが、検討の価値あり
Fitbit Alta HRの特徴は、デザイン性とスマートフォン連携の機能の充実にあると言えるでしょう。とはいえ、スマートフォン連携は、着信・テキストメッセージ受信・カレンダーの通知に限られているため、その点だけを見ればApple Watchなどの高機能なスマートウォッチに劣ります。一方で、コンパクト・軽量であり主張しないデザインと、一度充電すると数日間充電せずにつけ続けられる点は、フィットネス・健康管理目的で使う上では非常に優れています。
結局、この点についてはライフスタイルに合わせてどちらを選ぶか、という話になってしまうのですが、本格的なアウトドアやアスリートでなくフィットネス・健康管理重視の方にとっては、お勧めできる製品だと思います。
購入はこちら
バンドの長さがLarge(手首周囲170mm~206mm)とSmall(手首周囲140mm~170mm)があります。下記のリンクからサイズとカラーが選べます。
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